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●花の蜜をみつばちが熟成・濃縮させたものが「はちみつ」
果物に「完熟」という表記がされているのを見たことがある方は多いと思います。でも、はちみつにも完熟って言葉を使うんですよ。みなさんは、完熟はちみつとはどういうことかご存じですか?
みつばちが花から集めてきたばかりの蜜は、余分な水分がたくさん含まれた「花蜜(ネクター)」と呼ばれる蜜です。まだ、完全なはちみつとは言えません。糖度も30〜50度と低く、その成分はショ糖です。みつばちたちはこの花蜜に体内の酵素を加えて成分を果糖・ブドウ糖へを変化させ、羽ばたきで風を送って余分な水分を飛ばしたりして、熟成・濃縮させていきます。こうしてできあがったのが完熟のはちみつです。糖度は約80度にもなります。
みつばちは日が昇ると一斉に飛び立ち、日中はせっせと蜜を集めます。夜間は一生懸命羽ばたきで風を送り、はちみつが完熟すると、蜜蝋で蓋をして(蜜蓋<みつぶた>といいます)貯蔵します。養蜂家が巣箱からはちみつを取り出す作業をするのは早朝のまだ薄暗い時間帯。この時間帯なら、蜂が集めてきたばかりの薄い花の蜜が混ざることがないからです。 |

矢印の先の白く穴がふさがった部分が蜜蓋。この下に完熟のはちみつがたっぷりつまっています。 |
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●完熟はちみつはすごい!
完熟はちみつは腐ったり成分が変化するようなことはありません。ピラミッドの中から、3000年以上も昔に採取されたはちみつが発見されたことがあるのですが、その成分は全く変質していなかったという記録が残っているほどです。
とちみつ屋で扱っているはちみつは完熟の純粋はちみつです。賞味期限の記載が義務づけられていますので、賞味期限を製造日より2年後の日付にしてありますが、特に劣悪な保存でない限り、2年を越えてもおいしくお召し上がりいただけます。どうぞ、いつもキッチンに常備しておいてください。
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