買ったときは何ともなかったのに、ある日気がつくと、はちみつの中に白いモヤモヤしたものや、ザラメのような小さな粒ができていたりすることがあります。そして、それは日を追うごとにだんだん増えていくので、もしかして腐ったんじゃないかとなんだか不安に......。
でも、ご心配なく。天然のはちみつは白く結晶してしまうことがあります。この結晶ははちみつに含まれる花粉を中心にして、ブドウ糖が集まって固まったもので、はちみつ本来の性質です。品質や栄養分等が変質したとか、腐ったとかいう訳では決してありませんので、安心してお召し上がり下さい。
結晶してしまった場合、そのままでは舌触りが悪いと思いますので、次のように湯煎にかけて溶かしてください。カレーなどの隠し味に使うようなときは、結晶のままお使いいただいても構いません。
一旦、結晶を湯煎で溶かしてしまえばしばらくは結晶しませんが、少しでも溶かし残しがあると、またすぐに結晶してしまいます。完全に溶けるまでじっくり湯煎して下さい。
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はちみつが結晶してしまうのは、天然はちみつの性質として仕方がないことです。結晶のしやすさは花の種類によって違います。とちみつは比較的結晶になるのが遅い方ですが、それでもいつかは必ず結晶になってしまいます。
完全に結晶させないというのは無理なのですが、はちみつは寒い場所に保管すると結晶しやすくなりますので、特に冬場は寒くなりすぎない場所に置くようにして下さい。(でも、寒くなくても結晶するときはしますので、それはしょうがないと思ってくださいね)。
最近、スーパーなどには、結晶になりづらいはちみつが売られています。はちみつの結晶は、はちみつに含まれる花粉を中心にしてブドウ糖が集まったものなのですが、結晶になりづらいはちみつは、この核となる花粉を取り除くなどの加工をしてあります。
花粉は、はちみつ1グラム中に千~3万個も含まれており、主な成分はタンパク質と糖質です。この栄養豊富な花粉を取り除いてしまうとは、なんとももったいない話だと思いませんか? 加工をしたはちみつも、はちみつ以外の原料は使用していないので「純粋」には違いないかもしれませんが、これではとても「天然」とは呼べません。
とちみつ屋のとちみつは何の加工もしていない、みつばちがつくりあげたそのままのはちみつです。自慢じゃありませんが、しっかり結晶もします。それが本物、天然の証なのです。
少量であれば、電子レンジで弱く加熱するのも手軽な方法です。加熱しすぎると、成分が変化したり、味が変わったりしますので、ご注意下さい。
純粋なはちみつは、実は、品質に微妙なばらつきがあります。同じ花のはちみつであっても、巣箱によって、また採取場所によって、少しずつ違うのです。とはいえ、味を左右するほどのものではありませんし、品質の良し悪しでもありません。
はちみつの結晶は、はちみつに含まれる花粉を核にしてできます。そのため、花粉が多ければ結晶しやすく、花粉が少なければ結晶しづらくなります。養蜂家の話によれば、どういう訳か花粉を好んで集めてくる蜂や、蜜ばかりを集めて来る蜂がいるそうです。たまたま、お客様にお届けしたはちみつには花粉が少なかったのでしょう。(それでも、ずっと置いておくといつかは結晶します)
私どもで同じように保管していても、結晶するビンとしないビンができます。自然のいたずらだと考えていただければと思います。